Tameo 1:43 TMK440 Ferrari 126C4-M2
デカール
実車の翼端板には目の粗い綾織カーボン模様が入っていますがキットのデカールにはカーボン模様がありませんのでタミヤのカーボンデカールを使って再現します。スポンサーロゴ部分だけを切り取って配置し直しました。タミヤ のカーボンデカールは安価で品質が良く供給も安定しているので嬉しいアイテムですね。
ウレタンクリアー
クリアーを吹きました。使ったのはいつものウレタンクリア、フィニッシャーズGP-1。埃も噛まずうまくいきました。
ウレタンが硬化したので研ぎ出しを始めています。 面を出したい部分はプラ板に貼ったバフレックス2000番で、曲面をスムーズにしたい部分はスポンジに貼ったバフレックスの3000番で。今はデカールの段差やゆず肌が消えてマットになりました
研ぎ出し
研ぎ出しができました。フレックスの2000番から3000番、神ヤス4000番から、10,000番、タミヤコンパウンドの粗目、スリーエムの5981番、5989番、タミヤモデリングワックスの順番です。
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タイヤ
タイヤの塗装とデカール貼りです。 キットのゴムタイヤは予めGOODYEARとEAGLEのロゴが対で入っているのですが、資料を見ると当時のタイヤはGOODYEARのみのようでした。デカールはTAMEOのタイヤ用デカールを取り寄せたものです。
組み立て
組み立てを進めています。3Dプリンター自作のアップライトがいい感じ。以前制作したディフューザーに繋がるステーを取り付けました。ボディーを被せると3D自作の赤いエンジンヘッドはほとんど見えませんね。
リベットを作成しています。MFHのフラットリベットをボタン状に形を整形して差し込みました。
スジボリ
スジボリのこだわりの話を少し。 このマシンはカウルが3分割されていてサイドポンツーンの部分は左右方向に分割します。その構造を模型的に表現するために。②部分は通常のスジボリに対して、①の部分はタガネを立てて縦方向に掘っています。ちょっとしたことですが、スジボリの方向を工夫することで構造的に理に適った造形になり、実際にカウルが外れそうな造形表現ができます。
ウイングの翼端板のリベットです。 翼端板のリベットは黒なので前回と同じくヤスリでテーパーをかけた上、スポンジに植え込み塗装しました。翼端板には予め穴あけをしていたのでそこに植え込んでいきます。フロントリア合わせて26本なり。
ケース作ってます。今年の静岡ホビーショーで頂いたツールボックスがとてもよくできていたのでこれを使った台座にしてみます。台座の雰囲気はピット奥のガレージ風にしてみました。
タイヤを装着しています。実車と同じように大きなセンターロックナットで固定します。こちらも3Dプリンター製になります。
完成
完成です。今回も自分の中で設定した挑戦である洋白板を使ったルーバーの開口や3Dプリンターを使ったアップライトやタイヤの製作が完遂できて満足です。また素晴らしいホイールをご提供くださったお方へ感謝の念が絶えません。本当にありがとうございました。