Tameo 1:43 Benetton B186
仮組み
最近のTameoキットは材料費高騰のためか、挽物のパーツが使われなくなってしまったので旋盤を使ってホイール
自作します。10mm径のアルミ棒から削り出していきます。まずは右剣バイトでおおまかに外形を出します。
次に内径をドリルで開けていきます。
中グリバイトを斜めに挿し入れて内径内に傾斜をつけます。
リム部分ができました。
次に3Dプリンターを使用してホイールのスポークを制作します、
3Dプリンター Mars4Ultraで出力しました。サイズや形状の精度は完璧ですね。
フィニッシャーズのパテで表面の処理をしたり、各所のエッジを立てたりをしております。モノコックの外周を薄くしておくを完成時に映えます。意外と目立つものコックの内側のザラザラも綺麗に慣らしておきました。
塗装
塗装の準備をしています。100円ショップの目玉クリップが結構把握力が強くて持ち手には使いやすいです。
初めてフィニッシャーズのアクリルプラサフグレイを使ってみました。原液はかなり濃度が濃いのでピュアシンナーで5倍に希釈しています。かなりきめの細かい下地ができました。
デカールの緑部分と塗料の緑を合わせます。デカールの緑がフィニッシャーズのフォーミュラグリーンよりもわずかに暗いため5%くらいブライトブルーを足しました。こうすることで彩度を下げずに明度を調整できます。ブラックを使うと彩度が鈍ります。
ボディの塗装を始めました。下地のホワイトはウレタンをホワイトを使用しています。下地がウレタンだとこの後のグリーン塗装が多少はみ出してもシンナーで気兼ねなく修正できます。
グリーン部分の塗り分けをしました。
シートベルトを作っています。今回は付属のエッチングパーツを使用することにしました。焼きなまして軟化させてから整形しました
シートベルトを塗装して取り付けました。キットパーツのエッチングでもなかなかいい感じにできました。
今回のエンジン塗装はRAY Studioの金属調マーカーでドライブラシをしました。色のノリが良くて使いやすいです。絶妙にほしいところの色がセットになってるのもいいですね。
ドライブラシで塗装することでオイルの匂いがするような質感に仕上がりました。
B186はカウルの右サイドが空いているので中身がちょっと見えるのがチャーミングです。小さな補器もキット素組でこの出来です。
リヤの足回りを組みました。