Tameo 1:43 SLK044 Tyrrell 012 Austrian GP 1983
翼端板のはんだ溶接
コテの温度は250度に設定しています。少し高めなのはノギスの金属に熱を奪われるためです。フラックスはベッタリ塗らずに少なめに、使うはんだは1.5mmほどの破片です。
翼端板の半田付けは動画でも紹介しています
ブレーキダクト開口
ブレーキダクトは穴が塞がっていますのでリューターで開口していきます。リューターは回転が止まりそうなくらいに回転数を落とし、ビットが飛ばないようにほんの少しずつ掘り進めていきます。
ヤスリホルダー
WAVEから出ているオレンジの弓形ヤスリホルダーはとても便利です。ウイングの表面処理やタイヤの皮剥きなどrのかかった曲面に程よく馴染むので使いやすいです。
シートベルト
いつものように0.3mm厚鉛板でシートベルトを再現していきます。この時代のシートベルトには肩パッドが付いているようなのでそれも再現します。
細部表現
ミラーの柄の部分はホワイトメタルのままだと太すぎるので洋白線を半田付けして置き換えます。
イグニッションボックスのプラグコードが刺さる穴を0.3mmの穴を開けます。
ブレーキディスクにヘアライン入れ
右が加工後です
マフラーの後端はギリギリまで薄くしておきます
ラジエーター部開口
キット付属のラジエター口のエッチングは穴が空いていなかったのでstudio rossoのエッチング網に置き変えます ①ディバイダーで当たりを付けて、②四隅に穴をあけ、③糸鋸で穴を開けて、④エッチングパーツの網を入れる。
フューエルインジェクター再現
フューエルインジェクターをどうしても再現したくて編み出した方法 ①ファンネルをエッチングのランナーに固定。②横面に斜めの穴を開ける ③0.6mm径のステンレスパイプを差し込み中に0.3mmの洋白線を入れる ⑤MFHの0.4mmガソリンチューブを入れる
シフトノブ再現
キットのシフトがペラペラのエッチング一枚で処理されているため作り直します。さかつうの0.6mmのステンレスパイプに0.4mmの横穴を開けそこに黒瞬間接着剤で作ったシフトノブの棒を差し込みました。
サスペンションベース再現
サスペンションアームのモノコック横の基部を製作します。①1mm幅で洋白帯を切り出しそれをコの字型に折り曲げます。②両サイドの角を削ってホームベース型に成形。③真ん中にサスアームを通す穴を開ける。
ツール紹介
アイガーツールさんの届きました。私は粒度600の角形0.5mmを選択。こういうとこエッジをシャキッ!とさせたかったので。かなりいいと思います。結構切れます、写真くらい曲げても折れる感じもしないので結構テンションもかけられる感じ。
塗装
サフはサーフェイサーEVOを初めて使ってみました。キメはかなり細かい印象で下地に素直な表面になります。塗装の便利グッズとしてドロッパーボトルを紹介。希釈塗料を入れてくるっと捻ってカップに注入、くるっと閉じてそのまま保存。かなり便利です。