作品のクオリティーを高めるTips:パーツの自作①
ステアリングコラムを自作してみよう。
プラモデルはその素材の性質や製法の制限でどうしても整形が苦手なパーツがあります。薄い物や円筒形などが特にそうですね。サードパーティからはそのようなパーツに対して別売のディテールアップパーツが販売されていたりもしますが、それらはどれも高価で使用するにはなかなかにハードルが高い物ですよね。今回はそんなパーツを、ホームセンター等で手軽に買える素材を使ったコスパの高い自作パーツの作り方を紹介していきます。
まずにお見せするのが今回ご紹介するステアリングコラムの完成写真です。横に置いてある物がキットのパーツです。ステアリングの根元から出ている金属部分が今回自作をする部位になります。それでは作り方を解説していきます。
使用した物は下の素材です。どれもハンズやホームセンターで手に入る物です。
- φ1mm 真鍮線
- 外φ2mm 内φ1mm 真鍮パイプ
- 革細工用のハトメ
今回の見所はこのハトメです。こちらのパーツはシフトの裏側にあるクイックリリースシステムになります。金属の質感はやはり金属で再現するのが一番ですね。
先ほどの三種類の素材を程よくカットして組み合わせるとこんな感じです。
ステアリングと組み合わせてみます。
組んでみた時の見え方はこんな感じですね。ちょっとした工夫で作品の印象がかなり良くなったのではと思います。費用対効果もかなり高いのではないでしょうか。
ホームセンターは手芸センター、東急ハンズなどはこのようにちょっとした工夫で作品に一味を加えることができるアイテムが山ほどあります。みなさんもそんな視点で商品棚を眺めてみれば、きっと素晴らしいアイデアが生まれるはずです。これからもちょっとしたディテールアップのTipsをいろいろと紹介していきたいと思います。
今日はここまでです。
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