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模型作品の写真を撮ろう!RAW現像も!

何ヶ月もかけて作り上げた努力の結晶である模型作品、やっぱりきれいに撮影したいですよね。誰でも簡単に模型雑誌のような写真が撮れるようになります!わたしは模型を撮影してブログ等に発表した時にはじめて完成したと感じます。今回は模型作品の撮影について記事を書いてみたいと思います。一応本業がデザイナーでもあるのでそのエッセンスも込めてみます。

 

作品のクオリティーを高めるTips:撮影&画像処理

 

この記事の目次

  1. 準備する物
  2. 撮影スタジオをつくろう
  3. 撮影の方法
  4. RAW現像について

 

 

1. 準備する物

 

  1. カメラ
  2. レンズ
  3. 三脚
  4. スピードライト
  5. 撮影スタンド×2
  6. クリップフォルダー×2
  7. 背景紙(必要があれば大判の色付きケント紙)
  8. 棒

 

カメラはお手持ちのなんでもカメラで良いと思いますが、今回は一眼レフカメラでご説明します。私の機材はD7000にAF-S NIKKOR 28-70mm f/2.8 Dというレンズを装着しています。照明の機材はスピードライトのSB-26のみを使用します。SB-26はアナログカメラ用のスピードライトです。デジタル対応機材ではないのでマニュアルモードしか使えませんがじっくりと撮影のできる模型撮影では十分です。価格も中古で大体5000円ほど、最近のデジタル対応スピードライト(SB-700 等)ですと30000円を超えてきますので、それに比べればコスパも高い機材です。ここで拘っていただきたい機材は何よりも三脚です。他の機材がいかに良くてもしょぼい三脚を使っているとブレブレの台無し写真が出来上がってしまいます。私はSLIK UL-103というカーボン三脚にSBH-200 DQ という自由雲台を装着しています。

 

撮影スタンド、クリップフォルダーなどはアマゾンの中華製で十分です。これらは昔と比べてかなり安くなっていますね。

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2. 撮影スタジオをつくろう

撮影スタジオといっても大袈裟なものではなく、食卓一面くらいのスペースがあれば十分です。

まずはスタンドの上にクリップを装着します。

 

左右のスタンドに木の棒を渡します。

 

ロールの背景紙を木の棒に通します。

 

そこからテーブルの上に背景紙をおろしてきます。これで簡単に安く(5000円強)本物のスタジオのような白ホリゾンタルの完成です。

 

 

3. 撮影の方法

私の場合、何灯もライトを仕込んだりはせずスピードライトの1灯のみを使用しバウンス光で撮影します。バウンス光とは被写体に直接光を当てるのではなく壁や屋根などから反射した光を間接的にあてるライティングのことです。バウンス光を使用することで得られるメリットは被写体にあらゆる方向から均一な光を当てることができることです。いわゆる光を周すというライティングです。デメリットとしては硬い影が出ないので外で撮影したような雰囲気を出すことはできません。硬い影を出したければここに太陽役のスポットライトをもう1灯加えることよいでしょう。

撮影の際は他に余計な光が入らぬように部屋を真っ暗に遮光します。

 

スピードライトの首は左右にも振れるます。光の反射の方向をいろいろと試してみてください。上の写真はマシンの側面に光を回すためにライトの向きを少し右に振っています。ちょっとした工夫で一灯だけでもいろいろなニュアンスの違いを楽しむことができます。この際注意していただきたいのが角度を低くしすぎて直接光が被写体に当たらないようにしてください。あまりよくないテカりが出てしまいます。それではテストでFW-14Bを撮影してみます。

 

良いアングルのとりかたのコツは先にカメラ位置を決めないことです。まずは自分の肉眼で良いと思う場所を見つけ、その目線上にカメラを設置するようにしましょう。かなりイメージに近いアングルを簡単にとることができるはずです。

 

 

4. RAW現像

流石に1灯のみの撮影ですので素材をそのままJPGに変換してもあまり良い出来にはなりません。ここでは撮影後のRAW現像についてご説明します。RAWとはデジタルカメラなどにおける完成状態にされていない画像データのことで英語でRawは「生」「未加工」の画像データのことです。RAWはJPGの8ビットデータに比べて12ビット以上のデータを持っておりJPGでは残っていない諧調データを保持しています。この広い色域の中で完成イメージに近い状態までデータを調整することが可能です。このデータを加工し完成させることをRAW現像と言います。RAWの現像には専用のアプリが必要です。フリーのRAW現像アプリもたくさんあるみたいなのでもしアプリをお持ちでない方は検索してみてください。私が使っているのは「Adobe Photoshop」です。

 

ここからはPhotoshopを使ったRAW現像のパラメーター設定についてご説明します。まずは下の撮りっぱなしの未加工のRAW画像をご覧ください。

外板塗装のある部分に露出を合わせたため、全体的にアンダー気味であるのに加え、シャドウ部は真っ暗につぶれてメカの入り組んだ部分やカーボンのニュアンスなどが全く見えない残念な状態ですね。

 

PhotoshopのRAW現像画面で下のようにパラメータをいじってみました。

 

  • 色温度は少し青味が好みなので若干高めに設定
  • 全体にアンダーなので露光量を上げ
  • ハイライトをマックス下げ(露光量を上げたため)
  • シャドウをマックス上げ(黒くつぶれた部分を出すため)
  • 白レベルをマックス下げ(ここは好み)
  • 黒レベルを若干上げ(ここも好み)

私自身あまりコントラストの高い写真は好みではなくコントラストの幅を狭くしたい派なのでハイライトを下げ、シャドウを上げることでコントラストの幅を狭めています。白レベルを下げたのも黒レベルをあげたのも基本的には同じ理由です。

 

加工後がこちら

いかがでしょうか。暗く見えなくなっていたシャドウ部が見えてきて入り組んだメカ部分のディテールも起きてきているかと思います。1灯にしてはなかなか良い艶感も出ているのではないかと思います。

 

他にも何点か撮影したので貼っていきます。

 

黒のケント紙なしの白背景だとこちら

 

背景色の色を車に合わせていろいろ変えてみるのもたのしいです。

例えば赤

 

今回は撮影に関してのTipsでした。ちょっとした工夫とそれほど高くない機材で誰でも簡単に模型雑誌のような上質の作品写真を制作することができます。是非挑戦してみて下さい。

 

 

 

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