MFH 126C2の製作記を旧ブログから再掲載
下準備編 | 仮組み①
仮組みを始めます。ガレージキットは仮組みの精度が、その後の作業の難易度や仕上がりのクオリティーに直結します。なるべく時間をかけ、本番の作業をシュミレートしながら行いましょう。
このキットをそのまま組むと前輪をステアすることができません。のちのパートではその部分に手を加えて前輪を左右にステアができるようにしていきたいと思います。
まずは何も加工せずにフロントサスペンションとモノコックの仮組みです。若干トーアウトしていますのでこれは修正しておきます。
各部に強いテンションがかかっています。仮組み時に力を入れないと組めませんでした。パーツを折らないように注意が必要です。
ベルギーG P 仕様で制作するにはロッキングアームから伸びるアームを取り付けなければいけませんが、モノコック側にはそのための穴は空いていません。場所の目印もないのでコンパスなどを使って穴の位置を決めます。
ブレーキローターには回転方向があります。ちなみにこの写真は間違っています。気をつけましょう。
下準備編 | 仮組み②
エンジンの仮組みです。このパートでは説明書の手順では組めない工程があります。順を追って解説いたします。
1
まずは写真のところまでエンジンブロックを組み立てます。
2
エキゾースト部分をエンジンブロックの上で写真のように組み立てたらその塊をエンジンブロックから外します。
3
タービンを遮熱板に取り付けます。
4
配管を取り付けます。
5
2と4を組み合わせ、それをエンジンブロックの上に載せます。
この順番で組まないと配管が邪魔になってタービンを設置することができません。いつもはあまりエンジンブロックの仮組みってやらないのですがこのことを完全に塗装が済んでからこのことに気づいても後の祭りですよね。それが仮組みが重要さを再確認しました。
タービンへの配管とエアインテークを組みます。恐ろしいまでの密度です。この辺りで省略されている造形なんてほとんど無いんではないかと思うほどのMFHさんの根性と執念の感服します。
モノコックと合体させてみました。かなりの重量です