Tameo 1:43 TMK190 Williams FW16 Australian GP 1994
塗装
ホワイト塗装は塗膜の強さと発色&隠蔽力の強いウレタンホワイトを使用。ロスマンズブルーのマスキングはデカールをトレースしてカットしたマスキングテープを使用しています。色の境界はデカールが上を横断するので多少のギザギザ、はみ出しは気にしない気にしない
デカール
デカール、ボディ一台分完了。さすがカルトグラフ、強い隠蔽力と発色の良さが素晴らしいです。ただちょっと硬いのとデカール自体が厚めですね。なんか剤と半田ごてで熱した綿棒などでゆっくりふやかして貼りました。
ディテール製作
基本的に考証については緩くやっているのですが模型的に映えそうであればなるべく積極的にやっていきたいです。FW16のB型にはカウルのリア部分に猫耳のように飛び出たインテークがあります。これを鉛板の削り出しで再現していきたいと思っています。
特に考証にうるさいわけではないのですがディフューザーの長さが全然足りないのはさすがに看過できないのです。正しくはリアウイングの後端と同じ長さがあるのが正解です。なので0.3mmの洋白板のハンダ溶接で作り直しました。
シートベルトですが今回はいつもの鉛板ではなくてキットのエッチングを使います。この車は硬そうな肩パッドがあるので肩パッドが曲がらず張り出している雰囲気で整形してみました。こうすることでペッタリしがちなシートベルトの表現に立体感を演出できるのではと。
コックピットのスウェード調塗装をしました。フロストマットブラックにフラットベースを混ぜて濃いめに溶いたものを遠距離からふわっと吹くことで起毛を表現してみました。
メーターパネルとステアリングです。メーター部はUVクリアーでパネル板を。上のライトはクリアレッドを乗せました。それとキルスイッチとトグルスイッチも追加しました。ステアリングは握りの部分をシートと同じ手法でスウェード調に塗装しました。
コックピット完成です。この時期のF1の分厚い肩パッドの張りを表現。ぺったりとしがちなシートベルトの表現に立体感を出してみました。インジケータのクリアレッドが意外に効いてる
0.2mmステンレス線と0.4mmステンレス菅、黒色瞬間接着剤でアンテナを作りました。これを黒塗装すればアンテナ完成です
FW16はウイングのマスキング。際には極細マスキングテープを使ってみました。
セミグロスブラック塗装。マスキングもまあまあ上手く行ったようです
ウレタンクリアー→研ぎ出し
ウレタンクリアー → トレカット1500 → バフレックス2000 → バフレックス3000(イマココ) ノーズコーンからコンパウンドを始めてます。ノーズだけちょい艶に
3M 5981→3M 5989とコンパウンドがけをしました。
バキュームフォーム
このキットには風防やランプカバーなどのクリアパーツが付属しません。なので自作した型を使ってバキュームフォームをします。使うのは0.2mm塩ビ板。リアランプカバーから切り出してます。いい感じに形があってきましたね。