Model Factory Hiro 1:43 PORSCHE 962C
ディテール
インパネの進めています。メーターデカールはクリア部分を切り抜いてから貼り付け、UVクリアーでコートします。
タイヤ外しで展示する時用のハブボルトとセンターロックナットを作成しています。φ1mmの洋白棒、 φ1.2mm内径1mmのステンレスパイプ、サカツーの六角フランジを使用します。
シートベルトを作っています。いつものように釣り用の鉛板を細長く切り出し金具と組んだらシートに馴染ませて形を作ります。
シートベルトを塗装して取り付けました。エアブラシで全体を塗装した後にデザインナイフ等でエッチングの金具部分の塗膜を剥がしています。
ウインドスクリーンにデカールを貼っています。設置場所に仮置きしながらセンターがずれないように貼っていきます。この後にクリアーコートします。
なんとなく予想はしていましたが案の定苦労したドアウインドウのデカール。
ウインドスクリーンをはめました。UV硬化型クリアー接着剤を使用しています。
ワイパーを取り付けました。追加加工としてウオッシャー液のチューブを黒染めハンダ線で製作しました
台座のデザインをしています。今回は1986年のルマンサルテサーキットのピット前をイメージして製作しています。前後のカウルを置いておくスペースも考えていつもよりも横長のケースになります。縦横比は黄金比をベースに算出しています。白線の縮尺などを調整して路面の汚れやヒビなどを描いていきます。白線黄線や路面の荒れ、グレーチングの配置等は1986年当時のサルトサーキットに近づけてみました。素材は近所の地面を撮影して切り貼りです。本当はもっと油汚れとかも足したいんだけど近所にちょうどいい汚れ素材がないのでこれくらいにしました。
ケース周りの作業を続けています。タイヤの置き方に悩んでいたのですが1986年同時の動画を漁っていたらタイヤをカートに乗せていた場面があったので似たようなカートを3Dプリンターで製作しました。
ヘッドライトを組みました。ランプのレンズを丸く切り出す方法をしばらく考えていましたが、ポンチを使いことにしました。勇気のいる方法でしたがかなり綺麗に丸く切り出せました。
リアエンドの作業を進めました。リアウイングのステーを0.2mmのステンレス線と0.5mmのステンレスパイプでつくりました。テールランプはクリアーレンジとクリアレッドで塗装。
キルスイッチ(?)や給油口を追加しました。給油口は以前アルミ棒から旋盤で削り出したものです。
完成
モーターツールに1/24のアンテナパーツを噛ませて、ゴリゴリ整形し1/43用にサイズダウンしました。これを取り付けてφ0.3mmのステンレス線のアンテナを差し込んで完成です!
いつもお願いしているはざいやさんからケースが届きました。今回も寸法ぴったりのいい仕事です。台座にインレタで銘を刻んでケースの出来上がり。タイヤのカートをまだ塗装していませんがディスプレイのレイアウトはこんな感じで。